<漢方体質ギャラリーその4 ”氣滞(きたい)>
【どんな体質?】
気・血・水のバランスのうち、身体のエネルギーである「氣」の流れが悪くなり詰まっている氣滞(きたい)タイプ。ストレスが原因となることが多く、真面目で責任感が強いタイプ、気分転換が苦手なタイプに起こりやすい。氣のめぐりと一緒に血や水もめぐるので、それらの流れも悪くなりさまざまな不調を引き起こします。
【氣滞になる原因】
・ストレス過多
・働きすぎ(労逸)
・運動不足
・思慮過多
・過緊張
・睡眠不足
【特に関連が深い五臓】
肝 / 脾
【この体質の方が出やすい症状や特徴】
・感情の起伏が激しい
・ストレスを感じやすい
・頭痛や肩こりがある
・鬱傾向、落ち込みやすい
・イライラしやすい
・胸が苦しい、のどがつかえる感じがある
・肋骨部や脇のあたりが張って痛む
・吐き気、しゃっくりがでる
・お腹が張る、げっぷやおならが多い、ガスが溜まりやすい
・便秘と下痢を繰り返す
・生理周期が不規則
・のぼせやすい、頭が火照る
・気圧の変動や季節の変わり目に体調を崩しやすい
【かかりやすい病気】
・高血圧
・逆流性食道炎
・過敏性腸症候群
・胃潰瘍/十二指腸潰瘍
・片頭痛
・PMS
・月経不順
・気管支喘息
・不眠症
・肋間神経痛などの各種神経痛
・更年期障害
・自律神経失調症
・円形脱毛症
・拒食症 / 過食症
【日常のアドバイス】
◎仕事上のストレス、特に対人関係で思い詰めてしまうことが多いので、考えすぎないようにしましょう。
◎騒音や光の刺激、気圧の変動に弱いタイプなので、普段から早寝・早起きを心がけましょう。特に季節の変わり目は夜更かししないようにしましょう。
◎ゆっくりと深呼吸をする習慣をつけましょう。
◎好きなハーブやアロマなどを活用し、自分自身が心地よいと感じるリラックスタイムを作りましょう。
◎夜は間接照明にするなどして部屋を暗めにし、眠りやすい環境を作りましょう。
◎シャワー浴ではなく、なるべく浴槽に浸かるようにしましょう。湯温は41℃程度にし、熱すぎないお湯に長めに入るのがお勧めです。
【おすすめ食材・薬膳素材】
セロリ、紫蘇、 春菊、三つ葉、パクチー、からし菜、キャベツ、ほうれんそう、なた豆、えんどう、大根、ねぎ、ニラ、らっきょう、みょうが、しょうが、にんにく、マッシュルーム、みかん、ゆず、レモン、ライチ、ジャスミン、バラの花、ウコン、キンモクセイ、蜜柑の皮、菊花、さんざし
【当店のおすすめアイテム】
・薬膳茶”氣”
・薬膳茶”巡”
・薬膳茶”潤”
・低温乾燥さんざし
・松の実
・枸杞の実
・薬膳ミューズリー
・赤乾姜とシナモンのパウンドケーキ
・THE BASE FIBER