腸内環境

最も身近な隣人、腸内細菌を知る

我々の遠い祖先、最初の「動物」(およそ7億年前!)の時代から菌と共存してきたことが知られています。最も身近で大切にすべき隣人、腸内細菌について知っておくべきことを書きました。日々の健康づくりのお役に立てれば幸いです。

◎知っておくべき腸内細菌の「イロハ」

・ヒトひとりの腸内には現時点で分かっているだけでもおよそ100種類、100兆個以上の菌が棲んでいる
ヒトの細胞総数は37億個程度と言われている中で、その3万倍程の細菌が大腸内に住んでいる計算となる

・腸内細菌は生息環境や栄養状態が良いと、30分程度で数が倍に分裂、増殖する

・腸内細菌は当然だが独立した生物なので、自分の子孫を残す(繁栄する)為に生きている

菌同士の生存競争の結果、ヒトの腸内に住むことを選んだのが腸内細菌。宿主(≒ヒト)に有用なビタミンや酵素の合成、免疫力を高めるようなことをするのは、宿主が健康に長生きになると自分の子孫繁栄の役に立つから

・菌種は善玉菌と悪玉菌、日和見菌の3つにカテゴリ分けされることが多く、3:1:6が理想のバランスと言われている

腸内環境は指紋のように個人毎に異なり、家族や兄弟でも全く同じ腸内環境にはならない

・胎児のときは基本的に無菌状態と言われている。出産の際母親の産道に常在している菌をもらい、母乳によって腸内細菌が育まれていく。よって、子供の腸内環境は母親の腸内細菌叢の影響を大きく受ける

3~5歳でベースとなる腸内細菌叢がある程度決まる

・腸内細菌はヒトが摂取した飲食物の残渣をエサに生きている。加工食品が出てきてから腸内細菌の棲む大腸まで残らない食品が増えており、慢性的なエサ不足に陥っており、数を減らしつづけている

腸内細菌の種類・数の減少と現代病(うつ、アレルギー、自己免疫疾患、生活習慣病など)の増加は、負の相関がある

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