進化医学

<自律神経を考える>

自律神経は”意識する”ことなく自動的に我々の生命活動を支えてくれる大切な機能です。 これは我々がヒトとして進化して以降、変わることなく存在してきた、いわば太古の自然のリズムです。

しかしながら、そのリズムと文明社会に生きる我々の生活のリズムは、ライフスタイルの変化と共に少しずつズレが生じてきました。 そのズレが一定以上蓄積すると体調に影響を及ぼす、自律神経失調症として発症します。

漢方では、自律神経の機能を”気の流れ”として説明しその流れを整える漢方薬を使って治療してきました。 自律神経失調症に対して漢方薬治療の優れている点は「症状」ごとに切り離して診るのではなく、身体全体をひとつとして捉えバランスを整える形でアプローチするところです。

長期間の自律神経の乱れによる不調は、少し長い目で治療していく必要があります。 時計の針を指で強制的に動かすような単純なものではありません。 本来の自律神経のリズムに生活を合わせるように養生しながら、漢方薬の力をうまく使うのが経験上、もっともよい方法だと思います。

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